4. 投票決議制度

TPC3では、運営上重要であると判断される事柄の最終判断を下すために以下のような投票決議制度を用いています。

4-1. 発議

運営は、以下のような状況で投票決議を行うことができ、ユーザーは投票決議を要求できる権利を持つものとします。
ユーザーが投票決議を要求した場合、運営は同じく以下の条項に事由を照らし合わせ、実際に投票を行うかどうかを選択するものとします。

  • 運営でないユーザーが管理者への昇格を要求するとき、投票決議で可決されれば管理者となる。
  • 管理者がオーナーへの昇格を要求するとき、投票決議で可決されればオーナーを交代することができる。
  • ユーザーがTPC3関連規約の改正を求める場合、投票決議で可決されれば規約を変更することができる。
  • 運営がTPC3のサービスに大きな変更を加える場合に投票決議を行い、その結果を参考として変更を行うかどうかを判断する。
  • その他、運営が必要と認めたときに投票決議を行い、その結果を参考として運営上の判断を下すことができる。

なお、上記の条項に当てはまる場合でも、以下の場合は投票を行わずして運営は各々の持つ権限を行使できるものとします。

  • ユーザーへの影響が軽微であると考えられる場合
  • 緊急性があると認められる場合
  • プライバシーが害される等の状況でやむを得ずに投票を行わずして操作を行う必要がある場合
  • 投票システムの不具合等で投票を行うことができない場合

なお、投票を行わずして運営が権限を行使した場合は、ユーザーからの要求に応じてその理由を開示しなければならないものとします。

4-2. 投票の透明性の確保

投票は、原則として運営の指示する方法を用いて公開で行われますが、運営は当該の投票に際し票を公開することにより投票の目的や個人の権利、プライバシーを著しく損なうと判断した場合、以下の秘匿のいずれか、もしくは複数を行うことができます。

  • 投票期間中に、投票を行った人物を開示しない
  • 投票期間中に、現在投票されている合計票数もしくは各選択肢に投票された票数を開示しない
  • 投票終了後の結果開示において、投票を行った人物を開示しない

いずれの場合でも、運営は最終的に各選択肢に投じられた票数を開示する必要があります。

4-3. 投票期間、投票権、決議

投票は、最低1日(24時間)は投票期間が設けられなければならず、投票権は原則として全ユーザーが持つものとします。
ただし、オーナーが必要と認める場合もしくはユーザー全体での投票決議の実施の有無について運営内で賛否がある場合、管理者のみが投票権を持つ投票を行うこともできるものとします。
投票期間の終了後、運営は投票の結果を4-2に定める通りに公開する必要があります。
投票決議は、原則として最多の有効票を得た選択肢を可決されたものとしてみなします。