TPC3 handbook

このハンドブックは、TPC3のルールや風習について解説するものです。
初心者の方のはじめの一歩や、ルールの確認等にお使いください。

もくじ

規約

TPC3の利用規約、ポリシー等です。

もくじ

TPC3 会員規約

この文書は、TPC3における会員規約(別称:会則)を定めるものです。

もくじ

  1. TPC3について
  2. 入会手続き
  3. サービスについて
  4. 投票決議制度

1. TPC3について

1-1. 定義

当会は、TPC3を正式名称とします。
TPC3は、会員(以下、会員もしくはメンバー)の親睦、情報交換、情報技術力向上の場を提供する目的で活動します。

1-2. 入会資格

当会への入会資格は、多摩科学技術高校の生徒、卒業生、並びに入学が確定している者のうち、既にメンバーとなっている者の招待を受け、かつ管理者の許可を得た者が有します。

1-3. 運営組織

TPC3では、その運営組織(以下、運営)として、以下の役職を持つ者を定めます。

  • オーナー: 会則の下であらゆる操作を行うことができる。
  • 管理者: 会則の下で雑多な管理操作を行う。この役職には複数人を指定することができる。

これらの者は、付記されている権限の他に、会則の下でTPC3並びにTPC3が所有するサービス群の操作を行うことができます。
各役職につく者は、メンバーの中からメンバーによる投票によって定められます。

1-4. 会員資格の剥奪

TPC3は、以下の行為を行ったものに対し、会員資格の剥奪処分をできるものとします。

  • 会則、サービス利用規約、コンテンツポリシーに違反した者
  • TPC3内外に対し著しい損害を与える行為、または迷惑行為を行った者(TPC3のサービスを利用して行われたかを問わない。)
  • TPC3の信用を失墜させる行為を行った者
  • 日本国の法令、居住地域の条例に違反する行為を行う者

会員資格の剥奪を言い渡された者は、最低1回は理由と共に異議を発することができるものとし、その場合管理者は、その異議の内容を加味し、剥奪条件と照らし合わせて再度の判断を行うものとします。
会員資格を剥奪された者は、原則として再入会をすることができません。

1-5. 連絡手段

TPC3は、公式の連絡手段としてDiscordサーバー(ID: 442549986207596544)を利用するものとします。
ただし、当該のサーバーが利用できない際は、Kaisendonもしくは公式サイトを用いて連絡するものとします。

1-6. 退会、休会

TPC3は、以下のいずれかの状態のユーザーを休会とみなし、サービスの提供を停止することができます。

  • 1ヶ月以上TPC3での発言が確認できない者
  • Discordサーバーを予告なしに脱退した者
  • 休会を申し出た者

休会しているユーザーは、いつでも管理者の再度の許可なしに復帰することができるものとします。

また、以下の状態のユーザーを退会として扱うことができます。

  • 休会条件を満たしており、かつ継続の意思が確認できない者
  • 退会を申し出たもの

退会したユーザーは会員資格を失い、再入会の際は新規入会時と同じ手続きを踏む必要があるものとします。

1-7. 解散

TPC3は、以下のいずれかを満たしたとき、解散するものとします。

  • 投票決議において、解散が可決されたとき。
  • 音信不通・死去等の理由、もしくはオーナーが退任もしくは退会を宣言することで不在の状態となり、新たなオーナーが立候補しないとき。
  • オーナーがやむを得ない理由で解散を宣言するとき。
  • 法執行機関の求めにより解散の必要があるとき。

2. 入会手続き

入会を希望する者は、以下の手順に従う必要があるものとします。

2-1. 入会の申し出

既に会員になっている者に、入会の意志があることを伝えます。
会員との連絡手段を有しない者は、公式サイトのフォームや、公式メールアドレスに入会の意思を伝えるものとします。

申し出を受けたものは、招待の発行を許可・拒否する権利を持ち、自己の責任において希望者の本人確認、入会資格の有無を確認し、招待を発行する場合は速やかに管理者に申し出るものとします。
管理者は招待を確認し、入会資格に疑義がある場合は当該メンバーもしくは希望者に確認を取り、問題がない場合は原則として許可を発行するものとします。
ただし、入会を拒否するに足る合理的な理由があると管理者が判断した場合は、投票による決議を行うことができるものとします。

2-2. システムへの招待

入会招待を受け取ったものは、速やかにDiscordサーバーへの参加を実施し、提示された方法に則って自己紹介を行うものとします。
入会の際、管理者は合理的な範囲で入会資格に含まれない質問を課すことができるものとします。
管理者は、適切に自己紹介が行われた場合、速やかに当該メンバーがサービスを受けられるよう適切な権限を付与するものとします。
なお、サービス利用の権限が付与された時点で、当該ユーザーはTPC3の会則、コンテンツポリシー、サービス利用規約を通読し、これに同意したものとみなします。

2-3. 資料、告知の通読

入会の前、或いは入会したあと可及的速やかに、ユーザーは提示された初心者向けの資料、告知を通読しなければなりません。
また、入会したユーザーは、運営に規約や当会に関する問い合わせ、投票決議を要求する永久の権利を平等に有するものとします。

3. サービス

TPC3では、コミュニティの運営に必要な各種サービスを提供します。
ここで、サービスとは情報システムの提供、イベントの運営、コミュニティ自体の運用を指すものとします。

3-1. サービス規約とコンテンツポリシーへの同意

ユーザーは、各サービスを利用することをもって、当規約の他に、TPC3コンテンツポリシー、TPC3サービス規約に同意し、これを遵守するものとします。

3-2. サービス提供

運営は、規約の1-5に定める連絡手段の他にコミュニティの趣旨に寄与するサービスの提供を行います。

3-3. 利用権

運営は、原則として全メンバーに平等に利用権を付与しますが、必要と認める場合や資源が制限されている場合には利用権を与えない、もしくは機能の制限を行うこともできるものとします。

3-4. 管理権限

運営は、サービスの技術的な管理を担うものとします。ただし、技術上の理由等により運営が必要と認める場合には運営でないメンバーに技術的なサービスの管理を行わせることもできるものとします。
ユーザーは運営の定める方法を用いて内製サービスのソースコードの改善(以下プルリクエスト)や新規サービスの開発・採用の申請を行うことができ、当該行為は常に歓迎されます。
運営は、プルリクエストや新規サービスの採用を決定することができ、必要に応じてサービスの変更や反映を行うものとします。

3-5. オープンソース

提供される各サービスは原則としてオープンソースソフトウェアを用いて構築され、内製サービスも原則としてオープンソースで開発保守を行い、ユーザーも可能な限りオープンソースソフトウェアを用いた環境で利用することが期待されるものとします。
ただし、技術上の理由等でクローズドソースソフトウェアを利用する必要のある場合はやむを得ない理由をユーザーからの要求に応じて開示できる状態で運用するものとします。
なお、規約に定めるオープンソースソフトウェアの定義は、Open Source Initiativeが定めるOSI Approved Licenses、もしくはFree Software Foundationの定めるFree licensesが適用され、適切にライセンスの運用が行われているソフトウェアを指すものとします。

TPC3のサービスに投稿されるユーザー生成コンテンツは可能な限りCreative Commons 4.0 国際ライセンスを採用することを推奨します。

3-6. サポート

運営は、ユーザーに対しベストエフォートでサービスに関する技術的サポートを行うものとします。
ただし、3-5項に定めるオープンソースライセンス以外のライセンスで提供されているソフトウェアを用いた環境、サポート期限の切れたソフトウェアを用いた環境が原因となって発生した不具合に関してはサポートの一切を保証せず、すべてユーザーの自己責任においてそのようなソフトウェアを使用するものとします。

3-7. 運営協力

運営は、サービスの開発、構築、運用にかかった実費について、オーナーに打診の上請求できるものとします。
オーナーは費用の請求が正当だと認める場合、その実費を運営に対し支払うものとします。
ただし、オーナーは合理的な範囲でユーザーからの物的・金銭的寄付を受け付け、その資源をサービスの運営、もしくは他にコミュニティの活動上必要とされる目的に使用するものとします。

4. 投票決議制度

TPC3では、運営上重要であると判断される事柄の最終判断を下すために以下のような投票決議制度を用いています。

4-1. 発議

運営は、以下のような状況で投票決議を行うことができ、ユーザーは投票決議を要求できる権利を持つものとします。
ユーザーが投票決議を要求した場合、運営は同じく以下の条項に事由を照らし合わせ、実際に投票を行うかどうかを選択するものとします。

  • 運営でないユーザーが管理者への昇格を要求するとき、投票決議で可決されれば管理者となる。
  • 管理者がオーナーへの昇格を要求するとき、投票決議で可決されればオーナーを交代することができる。
  • ユーザーがTPC3関連規約の改正を求める場合、投票決議で可決されれば規約を変更することができる。
  • 運営がTPC3のサービスに大きな変更を加える場合に投票決議を行い、その結果を参考として変更を行うかどうかを判断する。
  • その他、運営が必要と認めたときに投票決議を行い、その結果を参考として運営上の判断を下すことができる。

なお、上記の条項に当てはまる場合でも、以下の場合は投票を行わずして運営は各々の持つ権限を行使できるものとします。

  • ユーザーへの影響が軽微であると考えられる場合
  • 緊急性があると認められる場合
  • プライバシーが害される等の状況でやむを得ずに投票を行わずして操作を行う必要がある場合
  • 投票システムの不具合等で投票を行うことができない場合

なお、投票を行わずして運営が権限を行使した場合は、ユーザーからの要求に応じてその理由を開示しなければならないものとします。

4-2. 投票の透明性の確保

投票は、原則として運営の指示する方法を用いて公開で行われますが、運営は当該の投票に際し票を公開することにより投票の目的や個人の権利、プライバシーを著しく損なうと判断した場合、以下の秘匿のいずれか、もしくは複数を行うことができます。

  • 投票期間中に、投票を行った人物を開示しない
  • 投票期間中に、現在投票されている合計票数もしくは各選択肢に投票された票数を開示しない
  • 投票終了後の結果開示において、投票を行った人物を開示しない

いずれの場合でも、運営は最終的に各選択肢に投じられた票数を開示する必要があります。

4-3. 投票期間、投票権、決議

投票は、最低1日(24時間)は投票期間が設けられなければならず、投票権は原則として全ユーザーが持つものとします。
ただし、オーナーが必要と認める場合もしくはユーザー全体での投票決議の実施の有無について運営内で賛否がある場合、管理者のみが投票権を持つ投票を行うこともできるものとします。
投票期間の終了後、運営は投票の結果を4-2に定める通りに公開する必要があります。
投票決議は、原則として最多の有効票を得た選択肢を可決されたものとしてみなします。

TPC3 サービス利用規約

1. 適用条件

この規約は、TPC3の提供するサービス全体に適用される利用規約です。
サービスを利用した時点で、この規約に同意したものとみなします。
サービス別の利用規約、TPC3会員規約と当規約が矛盾する場合、サービス別の利用規約が優先します。

2. 利用資格

TPC3のサービスは、特段の定めのない限り会員規約に定めるTPC3の会員資格を持つもののみが利用できます。
ただし、管理者が必要と判断した場合や、当規約への違反があった場合は、会員であったとしてもサービスの利用をお断りすることや、利用資格の取り消し、会員規約に定めるところによる処置を行うことがあります。

2-1. 利用資格の例外

会員資格を持っている者であっても、運営からの特別な許可のない限り日本以外、もしくは以下に挙げる地域から当サービスを利用することはできません。

  • 香川県
  • 神奈川県
  • 兵庫県

3. 資格情報の秘匿

ユーザーは、各々の責任においてサービスログインに必要な資格情報を秘匿し、保護する必要があります。
資格情報は、パスワード、2段階認証トークン、API トークン、Webauthn セキュリティキー等のログインに必要な鍵情報やデバイスを指します。
資格情報の漏洩によって生じた損害は、運営はその責任を一切負わないものとします。

4. 費用

TPC3におけるサービスは、特段の定めのない限り無償で提供されます。

5. ユーザー生成コンテンツの著作権

引用された文章などの著作権は引用元に、 それ以外のコンテンツの著作権はコンテンツの提供者に帰属します。

6. 禁止事項

ユーザーは、当サービスの利用に当たり以下の行為を行うことを禁止します。

  1. サービスの運営を妨害する行為、サービスに対しての攻撃行為
  2. サービスをホスティングしているサーバー・ネットワーク設備や当サービスが利用している第三者のサーバー・ネットワーク設備を攻撃する行為
  3. TPC3の会員規約に違反する行為
  4. 反社会的勢力に対して直接または間接に利益を供与する行為
  5. TPC3のコンテンツポリシーに違反する行為
  6. 日本国の法令に違反する行為
  7. その他、運営が不適切と判断する行為

7. サービスの停止、及び免責事項

TPC3におけるサービスはベストエフォートで提供され、事前の告知なく停止することがありますが、それによってユーザーに生じた損害について、一切責任を負いません。
また、サービスを利用したことによりユーザーに生じた損害に関しても、一切責任を負いません。

8. 法的要求等によるデータの開示

当サーバーは、アクセス元端末の情報(ヘッダーやIP等)やログイン情報等を保持しています。 行政機関等の要請、もしくは運営上の必要により、上記情報他必要となる情報を開示することがあります。

9. 準拠法・裁判管轄

  1. 本規約の解釈にあたっては、日本法を準拠法とします。
  2. 本サービスに関して紛争が生じた場合には,東京地方裁判所を専属的合意管轄とします。

10. 規則の改定

本規約の改定は、会員規約にある方法に沿っていつでも行うことができるものとします。

以上

TPC3 コンテンツポリシー

TPC3では、ユーザー生成コンテンツが保持データーの大半を占めており、それによって発展してきたという経緯があります。
このコンテンツポリシーでは、TPC3にて文章・メディア等を投稿する際のマナーやルールについて扱います。
ユーザーにおいては、規約に特段の定めのない限りこのポリシーを遵守するようにしてください。

ルール

以下の内容は、"ルール"、つまり規約の一部です。
ルールに違反する投稿を発見した場合は、「万が一コンテンツポリシーに違反する投稿を発見したときは」をご参照の上、適切な方法で通報してください。

法令等に反する行為の禁止

日本の法令・お住まいの地域の条例・各々の所属組織の各種規則に反する投稿、あるいはそれを仄めかす投稿をしてはいけません。

例: 殺害予告、未成年飲酒、違法薬物の使用画像を投稿

差別的投稿・特定の人物を中傷する投稿の禁止

特定の人種を差別したり、特定の人物を中傷するような投稿は行わないでください。
必要なときは、代わりに人物・組織に対して根拠を持った論理的主張による批判をしてください。(批判が起きないことが望ましいですが)

悪い例: 「〇〇タヒね!」
良い例(批判が必要な場合): 「B社は、過去に何度も個人情報の漏洩を起こしていることから、個人的に信用ができない。」

許可された場所以外でのNSFWな投稿の禁止

明示的に許可された場所以外でNSFWな発言をすることは禁止されています。
これには、全員が見ることのできるユーザー名等の要素が含まれます。

一般的には、性的あるいは暴力的な要素を含む表現、下品な、汚い内容を含む表現、生々しい、ショッキングな、人によっては強い不快感を催すと一般に考えられている表現などに用いられることが多い。1

1

https://e-words.jp/w/NSFW.html

極度な規制を避けるべきとの考えもあり、一般的にNSFWとされる投稿でも、TPC3では許可されている場合もあります。TPC3の基準でグレーゾーンだと考えられる投稿はスポイラーをつける、明示的に許可された場所に投稿するなどし、ラフコンセンサスを同時に取ることを推奨します。

宗教勧誘等の禁止

TPC3メンバーによる宗教勧誘、マルチ商法、セミナー、非公認サークル等の勧誘は対面・オンライン、TPC3の内外を問わず禁止です。行った場合はTPC3の信用を貶める行為としてTPC3の会員資格を即時剥奪します。
また、ユーザーの皆さんには、このような勧誘行為に対策するため、各大学等が出している注意喚起情報を熟読することを推奨します23

2

https://www.hosei.ac.jp/campuslife/guide/chui/trouble/shukyo/?auth=9abbb458a78210eb174f4bdd385bcf54 3: https://www.niigata-u.ac.jp/wp-content/uploads/2022/04/caution.pdf

マナー

以下は「マナー」であり、運営を含むすべてのユーザーに努力義務があります。
コミュニケーションをより円滑で有意義なものとするために皆様のご協力をお願いいたします。

相手に対して敬意を払う行為の推奨

TPC3では往々にして敬語を省略したコミュニケーションが行われていますが、このような無礼講はお互いに対するリスペクトの上に成り立っているものです。
この状況を維持するため、是非お互いに敬意を払ったコミュニケーションをお取りください。

投稿をよく読んでから返信する行為の推奨

テキストコミュニケーションは、往々にして言葉やコンテキストの不足による齟齬が発生します。話がこじれそうだと感じたときは、一旦深呼吸し、よく相手の文章を読んでから返信をしましょう。
以下は具体例です。

・文章を読み、正しく質問に答えましょう
X 「明日の天気はどうですか?」「めっちゃいい天気だったよね」 O 「明日の天気はどうですか?」「雨が降る予報らしいよ」

・違う話題は別の板で、一つの板で複数の話題を同時並行しない。
例: 「DiscordgoでVCに参加する方法」の話をしている最中に、「Discordgoは使うべきでない」、「golangのここが良くない」、「Pythonのほうが良い」などの話をしない

・重要な会話の途中で話題をそらしたり、どこかへ行かない
例: 管理者への昇格投票を行っている最中に、同じ板で大喜利を始めない

また、自分がヒートアップしていると自覚したとき、他人にヒートアップを指摘されたときは一旦その場を離れましょう。

"賢い質問"の推奨

TPC3にいると、往々にして技術的質問をしたくなることがあるでしょう。
重要なPCが動かなくなった場合等は尚更焦ると思います。
そのような場合でも、まずは落ち着いてGoogleで検索する等で自己解決を図ってください。
その上で、どうしても解決しない場合は、自分の目的、行った操作、得られた結果、ログ等を含めて具体的に質問してください。
管理者の一人は、賢い質問のしかたや、効果的にバグを報告するには等を一読することを推奨しています。単純にTPC3に適用することはできませんが、多くの場合助けになってくれるでしょう。

Logcat or GTFO

"teach a man to fish"の推奨

Give a man a fish, and you feed him for a day. Teach a man to fish, and you feed him for a lifetime.

ということわざがあります。
質問に回答する人は勿論短期的な質問への回答もしてあげるべきですが、それよりもその回答に自力でたどり着くためのヒントを与えてあげてください。(ただし、これは状況によりけりな部分があるため、上級者向けの条項です。)

初心者に優しくする行為・明示的に褒める、喜ぶ行為の推奨

TPC3は、そのコミュニティの性質から往々にして刺々しい雰囲気と評されることがあります。
初心者の方を暖かく出迎えてあげるのは、メンバー全員の役割です。
もし初心者がポリシー違反をしそうになった場合・してしまった場合でも、取り返しのつかないミスでない限り管理者やオーナーと共に"正しい方法"へ誘導してあげましょう。
また、喜ばしいことがあった場合、他人が何かを成し遂げた場合は、たとえそれが自分にとって些細なことであったとしても共に喜んであげましょう(テキストコミュニケーションなので、絵文字等で明示的に気持ちを伝えてあげてください。)


万が一コンテンツポリシーに違反する投稿を発見したときは

ルールに違反する投稿を発見した際は、以下の方法で通報してください。

マナーを守っていない投稿だと考える場合は、その旨をその場で指摘していただければ幸いです。
(万が一直接指摘することがためらわれる場合や反復的にマナーを守らないなどで悪質だと考える場合も以下の方法で通報いただいて構いません。)

1. (推奨) Discordサーバーでの通報

TPC3での運営関連のやりとりは現在(2023/04/06)Discordサーバーの運営カテゴリ、「意見排水口」にて行われております。
そちらに通報をお寄せいただければ運営が議論の上対応します。

2. 個人への通報

それができない場合は管理者、もしくはオーナーのDiscordのDMにてご通報ください。
Discordが利用できない状態に陥っている場合は、contact(at)tpc3.orgに通報して下さい。

初心者向け

TPC3のメンバーの一人が過去に「はじめてのTPC3」と題した文章をWikiにアップロードしているので、熟読すると良いでしょう。1

1

内部Wikiにて閲覧可能

また、規約はすでに読みましたか?読んでいなければ、今すぐ読むことをおすすめします。
熟読するまではTPC3の各サービスを利用することができません。

FAQ

ここには、規約に関するFAQ(Friendly asked questions)を記載します。
TPC3に関する一般的なFAQについては、Wikiをご覧ください。

注意: このFAQは断りなく更新される可能性があり、常に参照用としてユーザーの利便性のために提供されます。これは規約ではありません。

このFAQを更新してほしいときは、レポジトリにPRを送信するか、運営にその内容をお知らせください。

なぜ一部の地域からのアクセスが禁止されているのですか

海外に関して

まず海外に関してですが、基本的にTPC3のサービスは国内利用を想定して作られているため、海外での動作確認をしていません。
また、法律面でもGDPR等の海外諸国の法律を遵守するに足るコストを負担できないこと、また遵守する予定も現状一切ないことから海外からのアクセスを禁止しています。

国内に関して

執筆時点で、TPC3各種サービスへのアクセスが禁じられている以下の都道府県に対し、それぞれの理由をここに記載します。

香川県

香川県では、「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」という条例が施行されており、その第11条で「インターネットを利用して情報を閲覧(視聴を含む。)に供する事業又はコンピューターゲームのソフトウェアの開発、製造、提供等の事業を行う者は、その事業活動を行うに当たっては、県民のネット・ゲーム依存症の予防等に配慮するとともに、県又は市町が実施する県民のネット・ゲーム依存症対策に協力するものとする。」1と定められていますが、ここでの「事業」という単語は法律用語で「同種の行為を反復、継続、独立して行うこと」を指す2ため、個人やTPC3のような非営利団体にも当てはまる可能性があり、その範囲が非常に不明瞭であります。
TPC3ではゲームを制作している方も多く、TPC3の各種サービスが「インターネットを利用して情報を閲覧(視聴を含む。)に供する事業」と判定される可能性もあり、そういった場合にTPC3では「県又は市町が実施する県民のネット・ゲーム依存症対策に協力する」リソースを有しておらず、協力する意思も現状全く無いため、香川県からのアクセスを禁止しております。

1

https://www.pref.kagawa.lg.jp/documents/10293/0324gj24.pdf

2

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_system/consumer_contract_act/annotations/assets/consumer_system_cms203_230210_03.pdf

神奈川県

Coinhive事件で、利用者の同意を得ずに仮想通貨の採掘を行うプログラムを自身のサイトに組み込んだとして神奈川県警は21人を検挙しています。
しかしながら、利用者の意図しない動作をするプログラムをすべて不正電磁的記録とするならば、WWWで広く用いられている広告モデルが成立しないこととなり(広告は利用者の意図する動作であるとは限らないため)、Googleさえも犯罪組織となってしまう(オーナーの主観としては乱暴な)主張をしており、実際に最高裁にて無罪判決を受けています。
TPC3ではアクセス解析ツール等のサービスを使用しており、またこれまでにないような新しいソフトウェアを積極的に開発・検証・使用しています。
そのようなソフトウェアを含むサービスに対し、反意図性を持っていれば不正電磁的記録という主張でTPC3あるいはそれに属するメンバーが摘発されれば、兵庫県の項でも挙げるようにメンバーが危険にさらされることになります。
このような理由から、TPC3では神奈川県からのアクセスを禁止しています。

兵庫県

兵庫県警は、「電子掲示板に不正プログラムへのリンクを書き込んだ不正指令電磁的記録供用未遂の疑いで女子中学生を家宅捜索のち触法少年として補導、男性2人を家宅捜索・書類送検」しました。34
ここでの「不正プログラム」は、無限ループの中でwindow.alertを呼ぶ単純なJavaScriptであり、PCの動作には全く問題を生じないものです。(検察の主張5と異なり、単純にブラウザを終了する等の方法により簡単に抜けることができます。)
このようなプログラムはプログラミング言語でのループの概念を説明する際にもよく例として上げることのあるコードであり、JavaScriptの生みの親と呼ばれるブレンダン・アイクをはじめ、電子フロンティア財団を始めとする数多くの著名な団体・個人がこれを犯罪扱いされるべきではないとして非難しています678
TPC3には、プログラミングに入門しようとしている、或いは既にプログラムを利活用している数多くの高校生が在籍しています。
無限ループが犯罪とみなされるのであれば、TPC3のメンバーが作成したプログラム例やサービスを形作る数多くのコードの一つが「不正プログラム」とみなされる可能性を否定できなくなります。
そのようなことが起きれば、TPC3に在籍する高校生を含む数多くの若者の人生を潰すことになりかねません。
このようなリスクへの重大な懸念があるため、TPC3では兵庫県からのサービスへのアクセスを禁止しています。

3

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E4%BA%8B%E4%BB%B6

4

https://web.archive.org/web/20190304142945/https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190304/2020003239.html

5

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1905/27/news134.html

6

https://twitter.com/EFF/status/1104214831916212225

7

https://twitter.com/BrendanEich/status/1102953296719802369

8

https://arstechnica.com/tech-policy/2019/03/japanese-police-charge-13-year-old-girl-for-infinite-javascript-popup-prank/